【DeAGOSTINI】BIG SCALE Formula 1 Ferrari F2007 Kimi Räikkönen -2007
今回紹介するのは『隔週刊ビッグスケールF1コレクション』第12号、キミ・ライコネンの初タイトルを獲得した『F2007』をご紹介します。
1ポイント差での決着
2007年にマクラーレンから移籍してきたライコネン。
ライコネンは2006年シーズンをもって引退した、ミハエル・シューマッハの後釜として起用されました。
そしてマクラーレンにはルノーからフェルナンド・アロンソが移籍、そして相方は今季よりデビューとなるルイス・ハミルトン。
そして今回はその2007年シーズンのお話へ。
2007年シーズンはフェラーリvsマクラーレンの一騎打ちとなります。
このシーズンはフェラーリが全17戦中9勝、マクラーレンが8勝という大接戦。
マクラーレン優勢、しかしアロンソとハミルトンが同等扱いされタイトル争いはチーム内同士でも激化しました。
そしてハミルトンがポイントリーダーの座をキープしつつルーキーチャンピオンが決まりかと思われましたが終盤戦に失速。
シーズン終盤ではフェラーリのフェリペ・マッサがタイトル争いから離脱、そしてライコネンをチャンピオンにするべくサポート側へ。
そして最終2戦でライコネンが連勝し、最終戦ブラジルGPにて僅か1ポイント差でドライバーズ・タイトルを獲得しました。
コンストラクターズ・ランキングもフェラーリがタイトルを獲得しました。
しかし、この年はマクラーレンの『スパイゲート』(データー漏洩疑惑)の為コンストラクターズポイント剥奪&罰金5000万ドルという厳しい罰則を受けることに。
翌年2008年も再びフェラーリvsマクラーレンの争い、そして2年連続の1ポイント差の戦いになります。
しかし、この年はライコネンではなくマッサvsハミルトンに。
このお話はまた次回に…
本題のミニカーへ。
塗装に関しては艶ありでムラがなく綺麗な印象です。
今ではフェラーリ=マット塗装のイメージが強いですがやはりこの時代のカラーの方が好きですね。
フロント部分に関してはデカールもノーズ造形もしっかり再現されています。
歪みも一切なくバリ等もなくて綺麗な印象です。
リアウィング付近も歪み無し。
このモデルはバーコード仕様ですが、どちらかというとこのバーコード仕様の方がイメージが強いです。
本来はこの位置にマルボロロゴが入る形になります。
コックピット辺りも再現。
この頃のフェラーリは珍しいステアリングにモニター付きです。
この辺りもモデルごとにしっかり再現されているのが◎
ただこの写真でもわかるようにピトー管がとても太いです。
これがもう少し細ければGOOD。
この年はホイールカバーも装着。
今では当たり前ですがこの当時はホイールカバーにホイールがプリントされていてパッと見は分かりにくいですね。
そしてこの年はBBS×ブリジストン。
タイヤにも溝があるのも時代ですがタイヤ戦争時代も今思うと面白かったですよね。
今回はこれにて以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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