【DeAGOSTINI】BIG SCALE Formula 1 McLaren MP4-23 Lewis Hamilton -2008
今回紹介するのは『隔週刊ビッグスケールF1コレクション』第13号、ルイス・ハミルトンの初タイトルを獲得した『MP4-23』をご紹介します。
再び1ポイント差での決着
2007年にマクラーレンでF1デビューしたハミルトン。
ルーキーイヤーからいきなりチームメイトのフェルナンド・アロンソとフェラーリのキミ・ライコネンとのチャンピオン争いを行い、結果としては1ポイント差でライコネンに敗北。
そして今回はその翌年2007年シーズンのお話へ。
2008年シーズンも前年に引き続きフェラーリvsマクラーレンの一騎打ちとなります。
前年シーズンをもってアロンソがマクラーレンからルノーへ移籍し、チームメイトはアロンソと入れ替わる形でヘイキ・コバライネンが加入。
そしてハミルトンがマクラーレンのエースとなりシーズンを戦う事になります。
2008年シーズンはタイトル争いをハミルトンVSフェリペ・マッサになります。
成績に関してもマッサに対してハミルトンの方が勝利数が少なかったが、マッサの方がリタイアを含むポイント圏外の結果が多かったため、ほぼ互角の戦いをし最終戦までタイトル争いをする展開へ。
最終戦ブラジルGPではレース前に突然の大雨、レース途中でドライタイヤ変更しレースをマッサがトップでリードする展開に。
残り10周というタイミングで再び雨が降り出し、ウェットとドライの選択が分かれる展開へ。
トヨタ勢のみがステイアウトしたことによりハミルトンの前に行き、後ろのベッテルにも抜かされたためハミルトンが6位となりチャンピオンへの雲行きが怪しくなります。
しかし最終LAPに雨足が強くなり、ドライタイヤのグロックをターン12で追い抜き5位でチェッカー。
優勝はマッサだったがチャンピオンは1ポイント差でハミルトンが獲得。
昨年は敗北した側だったがこの年は勝利する形に。
当時、アロンソの記録を塗り替えるF1史上最年少ワールドチャンピオン記録を更新(23歳300日)しました。
コンストラクターズに関してはフェラーリが獲得しました。
翌年はフェラーリ&マクラーレン共にタイトル争いから離脱し、今までタイトル争いとは無縁だったドライバー達が争う展開へ。
そのお話はまたの機会に…
本題のミニカーへ。
塗装に関してはとても再現しにくいシルバーですが凄く上手に再現されていると思います。
マクラーレン×メルセデスだとこのカラーが1番印象に残ってます。
フロント部分に関してはデカールもノーズ造形もしっかり再現されています。
複雑な形状ですが歪みもなくいい感じです。
リア付近も歪み無くいい感じです。
塗装ムラもなくバリもない、このシリーズでは出来のいい方だと思います。
サイドのエアロパッケージも今の時代とは違いものすごく複雑です。
コックピット辺りも再現。
ステアリングも型からデカールまで細かく再現されているのが
この年はフロントのみホイールカバー装着。
リアはカバーなしでエンケイのホイールとブリジストンタイヤの組み合わせ。
タイヤにはLRの刻印もされています。
今回はこれにて以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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