【Spark】AlphaTauri AT02 No.22 Scuderia AlphaTauri 9th Bahrain GP 2021 Yuki Tsunoda
今回紹介するのは『スパーク』の角田裕毅がF1初参戦の『AlphaTauri AT02』をご紹介します。
7年ぶりの日本人ドライバー誕生
日本人F1ドライバーが2014年の小林可夢偉以来途絶えていましたが2021年に遂に誕生。
2020年にF2ルーキーだった少年がランキング3位で終え僅か1年でF1へ昇格。
レッドブル育成ドライバーでもあったためアルファタウリからダニール・クビアトの後釜としてデビューすることになります。
そして今回はその翌年、2021年シーズンのお話しへ。
開幕戦バーレーンGPではFPから好タイムを叩き出し、予選Q1ではメルセデスのルイス・ハミルトンを上回る2番手を獲得するほどの速さを見せつけました。
しかしQ2ではMタイヤを履いてアタックしましたが、上手くまとめられず13番手に。
翌日の決勝ではオープニングラップで大きく後方に下がるも怒涛の追い上げで9位入賞。
初レースとしては最高の開幕となりましたが…
翌戦エミリア・ロマーニャGPではシェイクダウンなどテストなどで走ったコースなので期待されていましたが、Q1アウトラップでクラッシュし最後尾スタート。
レースでも中盤にはいい位置についたがドライとウェットの難しい路面コンディションによりSC明けにスピン。ノーポイントで終えることになりました。
その後もチームメイトのピエール・ガスリーは連続入賞を果たすもモナコGPまで角田はノーポイント。
アゼルバイジャンGPでは久々にポイントを獲得するがガスリーは3位表彰台を獲得し大きくランキングでは離される事態に。
その後も予選などのミスで後方に沈むこともあり、常にガスリーに対して敗北していたため本人もシート喪失かと思われていました。
しかしシーズン後半にて残留が決定し、ひとまず安心。
後半戦も接触等でリタイアや下位に沈むこともありポイントが獲得できてない状況の中、最終戦アブダビGPにて大きく一転。
FPや予選ではチームメイトを上回る成績を残し、予選ではQ3に進出し8番手を獲得。
決勝ではフェルスタッペンVSハミルトンの争いばかりが注目されていたため中団勢は埋もれる形になってしまいましたが、最終ラップのSC終了後に前方にいたメルセデスのバルテリ・ボッタスを追い抜き今季最高位の4位を獲得。
ガスリーも5位に入賞し最高の結果で締めくくることになりました。
翌年の新レギュレーションのマシンAT03は戦闘力不足によりチームメイトともに大きく後退。
しかしガスリーとの差が大きく縮まり、去年の問題点でもあったメンタル部分も大きく改善されドライバーとして大きく成長しました。
そして現在3年目となる今、チームメイトも代わり勝負の年になっています。
戦闘力は下位だと言われていますが果たして…
本題のミニカーへ。
スパークモデルのアルファタウリのモデルは結構評価が分かれるモデルになります。
塗装に関してはカラーリングが実車と異なる、ミニチャンプスとの比較でカラーリングの違いが1番出ているマシンだと思います。
スパークの方が少し濃い紺色(黒色に近い)カラーになっているので、どちらかというとミニチャンプスの方が正確といった印象です。
2022年のAT03でもそういう違いが出ているのですが値段差などを考えるとなかなか難しいところです。
フロント部分に関してはデカールや歪みなどは不満な点はなくいいモデルだとは思います。
特にスパークでひどいモデルは当たったことないので心配はしていませんが…
コックピット辺りも小さい割にしっかりと再現。
この頃のヘルメットはパッと見ガスリーと似た感じなのでたまに見間違えますが、カラーリングはとてもいいと思います。
ホイールは珍しくホワイト。
他のチームは黒やシルバーが多い中、この目立つ色はすごく好みです。
今回のモデルはレース中に履かれていたMタイヤです。
サイドには大きく”HONDA”の文字が。
AT01も赤文字でしたがとても目立ってかっこいいです。
この年をもってホンダが撤退するためリアウィングにもHONDAの文字、兄弟チームのレッドブルにも大きく入っています。
ホンダファンにとってはこの年のモデルは思い出深いモデルになると思います。
今回はこれにて以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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