【DeAGOSTINI】 BIG SCALE Formula1 Williams FW14B Nigel Mansell -1992

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【DeAGOSTINI】 BIG SCALE Formula1 Williams FW14B Nigel Mansell -1992

今回紹介するのは『隔週刊ビッグスケールF1コレクション』第32号、ナイジェル・マンセルの『 FW14B』をご紹介します。

ハイテク装備で武装し、マンセル悲願の初チャンピオン

1980年からロータスでデビューしたマンセル。
1985年にウィリアムズに移籍しホンダエンジンを搭載した黄金期ではタイトル争いをするも不運が重なりタイトルを逃すことに…
その後フェラーリに移籍するも時代はマクラーレン・ホンダ黄金期&チームメイトのアラン・プロストが主導権を握り関係が悪化などの理由で引退表明。
しかし、1991年ウィリアムズへの移籍を断りマンセルの後釜としてジャン・アレが加入することが決まった事によりマンセルが引退撤回からのウィリアムズへ復帰が決定
そして今回は1992年シーズンのお話しへ。

1992年のFW14Bは1991年のFW14の改良版としてデビュー。
FW14はレイトンハウスから移籍してきたエイドリアン・ニューウェイパトリック・ヘッドの共同体性となった記念すべき1代目。
エンジンは当時最強時代だったホンダに匹敵するルノーエンジンを搭載。
この年は速さはあったもののセミオートマチックなどの信頼性の問題でリタイアが多くマクラーレンに遅れをとることになります。

そして翌年の1992年には新型のFW15を導入予定でしたが、他チームよりも圧倒的なポテンシャルがある事に発覚。
そのため、前年の改良版としてFW14Bを投入しシーズンを戦う事になります。
このマシンには走行中に路面の凹凸などで変化する車高の自動調整をしてくれるアクティブサスペンションを搭載。
そのほかにもセミオートマチックトランスミッションやトラクションコントロールシステムなどハイテク装備で武装し、昨年のチャンピオンであるマクラーレンのアイルトン・セナでさえ歯が立たなかった。

この年はマンセルが開幕5連勝、シーズン通して9勝で第11戦ハンガリーGPで当時最短記録のドライバーズタイトルを獲得。
マンセルに関しては表彰台(2位以上)orリタイア、チームメイトのリカルド・パトレーゼも1勝し16戦10勝の圧勝ぶり、そしてコンストラクターズタイトルも獲得する記録を残しました。
しかし、この年のウィリアムズオーナーのフランク・ウィリアムズアラン・プロストやセナと接触しシート争奪戦が加熱。
そのような政治的駆け引きに嫌気が差したマンセルは引退を表明、翌年はCARTシリーズに転向する事に。
その後1994年にセナの代役として起用され再びスポット参戦。
1995年にはマクラーレンに加入したがモチベーション低下により離脱、そして引退となりました。

本題のミニカーへ。
塗装に関してはムラがなく綺麗な印象です。
塗り分けも特に粗さもなく好印象です。

フロント部分に関しては若干フロントウィングの傾きとタイヤの歪みがありますが修正はできそうな感じはします。
ウィングのブラックの部分は無塗装です。

リアウィング付近も歪み無し。
エンジンカバーには本来キャメルのロゴが入りますが、このモデルでは省略。
それ以外のロゴは全てあるのでいい感じです。

コックピット辺りも再現。
ステアリングの位置を見てもものすごく奥にステアリングがあり、外からは見えません。
今のマシンとは全然作りが違います。
シートベルトもデカールで再現されています。

このマシンは個人的にウィリアムズで1番好きなマシンです。
後のロスマンズカラーも好みですがキャメルカラーがお気に入りです。
このマシンはセバスチャン・ベッテルが所有し、2022年のイギリスGPの週末で走らせてましたね。
私もぜひ一度お目にかかりたいマシンです。

今回はこれにて以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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