【DeAGOSTINI】 BIG SCALE Formula1 Mclaren MP4-14 Mika Häkkinen -1999
今回紹介するのは『隔週刊ビッグスケールF1コレクション』第33号、ミカ・ハッキネンの『MP4-14』をご紹介します。
目指すは2連覇、ハッキネンVSアーバイン
1991年に名門ロータスでF1デビューを果たしたハッキネン。
1993年に当時チャンピオン争いをしていたマクラーレンへ移籍。しかしながらかこの年はアイルトン・セナが残留するか不透明なこともり結局残留した事によりテストドライバーに任命。
しかし、今シーズンからレギュラー参戦をしていたCARTチャンピオンのマイケル・アンドレッティが成績不振によりシーズン途中で契約解除&アンドレッティはアメリカへ帰国した事により、残りレースはハッキネンが後釜として参戦する事になりました。
その後数シーズンはマシンの戦闘力低下や信頼性不足などでタイトル争いからは退く事になったマクラーレン。
しかし、1998年に名車を生み出したエイドリアン・ニューウェイがマクラーレンに加入し、タイトル争いへ復帰。
そしてハッキネンが見事初タイトル獲得する事になります。
そして今回は2連覇のかかった翌年1999年シーズンのお話しへ。
この年のMP4-14はニューウェイが一から作り上げた新作のマシン。
マシンの速さはありシーズン通してポールポジションは11回獲得したハッキネン、しかしながら信頼性がイマイチで優勝回数は前年に比べて少なくなりました。
この年も前年同様フェラーリのミハエル・シューマッハとのタイトル争いが行われ、一時期はシューマッハがポイントリーダーへ。
しかしながら第8戦イギリスGPにて展開が大きく変わる事になります。
イギリスGPにてシューマッハがブレーキトラブルによりクラッシュ、そのクラッシュにより骨折しその後6戦欠場することに。
欠場によりチャンピオン争いから戦線離脱、ハッキネンが圧倒的有利になったと思われたシーズンdしたがフェラーリのエディ・アーバインが着実にポイントを稼ぎチャンピオン争いに加わりました。
シューマッハの代役ミカ・サロもポイントを稼ぎコンストラクターズタイトルも接戦に。
そして今シーズン好調のジョーダン、ハインツ=ハラルド・フレンツェンも2度優勝し、まさかのチャンピオン争い3人目に加わる事になる接戦に。
第15戦マレーシアGPにてシューマッハが復帰、F1キャリアで初のセカンドドライバーとしてアーバインをサポートする側に移ります。
その甲斐もありチームとしても着実にポイントを稼ぎドライバーズ&コンストラクターズともに最終戦日本GPにて決着する事になります。
予選ではシューマッハがポールポジション、ハッキネンが2番手、アーバインは5位に着きます。
決勝ではスタートでハッキネンがトップを奪いそのままトップでチェッカー、シューマッハが2位でアーバインが3位となり2ポイント差でハッキネンがタイトルを手にしました。
コンストラクターズは4ポイント差でフェラーリが獲得しタイトルを分け合う形でシーズンを終える事になりました。
翌年はシューマッハVSハッキネンの戦いになりますがフェラーリ圧倒的速さによりタイトルはシューマッハに。
その後はフェラーリ黄金期の開幕です。
本題のミニカーへ。
塗装に関してはムラは少ないですが埃が噛んでいてあまりいい状態ではありません。
ブラックの艶ありも擦り傷が目立つ形です。
フロント部分に関してはノーズとウィング共に歪みはなくいい個体です。
フロントウィングはデカールで再現されているので見た目はGOODです。
リアウィングも歪みはありません。
WESTロゴがないので全体的に空白部分が多く寂しい感じです。
コックピット辺りも再現。
ステアリングも実際のものに近い形で再現されていてとてもいいです。
シートベルトもタンポで再現されています。
タイヤはブリジストンのポテンザでホイールはエンケイということでどちらも日本企業。
ホイールのデザインも個人的にはすごく好みです。
この時代はタイヤは溝ありで時代を感じさせますね。
今回はこれにて以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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