【DeAGOSTINI】 BIG SCALE Formula1 Red Bull RB9 Sebastian Vettel -2013
今回紹介するのは『隔週刊ビッグスケールF1コレクション』第31号、セバスチャン・ベッテルの『RB9』をご紹介します。
チャンピオン4連覇、圧勝で幕をとじる自然吸気エンジン時代
2009年にトロ・ロッソからレッドブル昇格となったベッテル。
2010年に初のドライバーズ・タイトルを獲得し以前までルイス・ハミルトンが持っていた最年少ドライバーズ・チャンピオンを更新しました。
2012年にはアロンソとのチャンピオン争いをし見事最終戦にてタイトルを勝ち取りました。
そして今回はその翌年、2013年シーズンのお話しへ。
2013年シーズンはベッテル優勢のシーズン展開へ。
ベッテルは19戦中13勝の圧勝ぶりでミハエル・シューマッハの持つ年間最多勝利数に並び、そして後半戦ベルギーGPから最終戦ブラジルGPまで怒涛の9連勝を記録。
結果としてベッテルが397ポイントで一人だけ300ポイント台、2位のアロンソが242ポイントという圧勝でした。
この年の有名なレースと言えば、第2戦マレーシアGP。
伝説のチームオーダー騒動『マルチ21』がありました。
その意味は「カーナンバー2(ウェバー)がカーナンバー1(ベッテル)の前」というオーダーでした。
この年のピレリタイヤのデグラデーションの不安を抱えており、タイヤをマネージさせる為チームメイト通しを戦わせないという意図でした。
しかし、ペースを落としてトップを走っていたマーク・ウェバーを2番手を走っていたベッテルがチームオーダーを無視しオーバーテイク。
後日、ベッテルは謝罪し一先ずこの騒動は終了しました。
この年をもってウェバーは引退。
翌年からはベッテルのチームメイトにダニエル・リカルドがトロロッソから昇格。
しかし、PU時代が始まりここからルノーのPUに戦闘力が無く信頼性もないためチャンピオン争いから離脱。
メルセデス黄金期が始まります…
本題のミニカーへ。
塗装に関してはムラがなく綺麗な印象です。
ただ、実写を見たことがないので評価しにくいのですが細かく再現されているかと言われるとなんとも言えない感じです。
今回のモデルは比較的デカールが多い感じです。
フロント部分に関してはデカールもしっかり再現されています。
ウイングはこの時代複雑な形状としていますが塗り分けも細かくいい感じです。
フロントタイヤが若干歪んでいるのがマイナスポイント。
リアウィング付近も歪み無し。
この頃はRedBullのロゴも赤文字に白縁という少し懐かしさを感じますね(笑)
リアウィングにはインフィニティのロゴもあります。
コックピット辺りも再現。
この頃はまだモニターとステアリングが一緒のものでは無いのが時代を感じますね。
RB11から現在のようなモニター付ステアリングになっています。
写真では分かりませんがこの個体はヘッドプロテクターにあるレッドブルのURLが歪んでいるのでそこがマイナスポイントでした。
去年のRB18からサイドに大きくOracleのロゴが入っていますが、それ以前は長らくレッドブルのロゴが入っていました。
RB11まではインフィニティロゴが入っていましたが、個人的にはこのロゴ好きです(笑)
そしてこの艶あり紺色に紫のデコレーションがすごくいいカラーです。
今回はこれにて以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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