【DeAGOSTINI】 BIG SCALE Formula 1 Williams FW11B Nelson Piquet – 1987
今回紹介するのは『隔週刊ビッグスケールF1コレクション』第6号、ネルソン・ピケが最後のタイトルを獲得したマシン『Williams FW11B』をご紹介します。
ホンダ第2期初のダブルタイトル獲得&ラストウィリアムズ
1983年最終戦、ウィリアムズは遂にエンジンをコスワースからホンダへ変更。
そして1986年にはブラバムから移籍したピケがチャンピオン争いに加わることになります。
この年はドライバーズランキングではマクラーレンのアラン・プロストに敗北しますが、コンストラクターズランキングではピケとナイジェル・マンセルがポイントを稼ぎタイトルを獲得しました。
ホンダにとって初のタイトル獲得となります。
そして今回は翌年1987年シーズンのお話しへ。
この年もピケ&マンセルのコンビ継続、前半戦に関してはプロスト&アイルトン・セナの戦いへ。
中盤戦からはウィリアムズ同士の優勝争いとなりました。
シーズン通してはマンセルの方が勝利数は多かったもののピケはほとんどのレースで表彰台を獲得し安定感を見せました。
シーズン結果としてはピケがブラバム在籍以来となるドライバーズタイトルを獲得。
そしてこのタイトルが最後となることになります。
翌年に関してはウィリアムズがマンセル体制になりピケは不満を持ち始め、ロータスへ移籍を決意します。
そしてホンダに関しても関係が悪化しこの年限りで供給を辞め翌年からはマクラーレンとロータスへ供給することになります。
本題のミニカーへ。
1980年代のモデルまでは比較的完成度は良いと思います。
デカールもしっかりと再現されています。
この時代のウィリアムズはやはり”キヤノン“が目立ちますね。
キヤノンに関しては1993年のFW15Cまでスポンサーとして就くになります。
この年代のマシンはタバコロゴが多く、現在ミニカー化するとロゴがつかないことが多いのですがその心配はありません。
フロント部分に関してはウィングのカーボン部分は無塗装です。
ホンダロゴがものすごく大きいのが印象的ですね。
フロントウィングに関しても歪みはありません。
サスペンション辺りも細いですがしっかりと作られております。
リア付近に関しては歪みも不具合もなくいい感じです。
イエローの塗装は下地が見えやすい色なのですが色が違うようなところはありません。
ロゴも欠けやズレもなく良いです。
コックピット辺りはすごくシンプルですね。
シートの前には消化器も再現されています。
この辺りは少し埃などが噛んでて惜しいなとは思います。
この時代の『POWERD by HONDA』はとてもかっこいいです。
今では普通のHONDAしかないので少し寂しいですよね。(それでもロゴが帰ってきたのは◎)
今の感じだと2025年までは見れそうですがその後は如何に…
今回はこれにて以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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